2009年 06月 19日
だまし絵
今日は気になっていた渋谷のBunkamuraのザ・ミュージアムへ。
現在開催中の『だまし絵展』を観てきました。 先日、テレビでも取り上げられていた『だまし絵展』
小さい頃からトリックアートは好きだったし、
家族旅行をした時も体験型のトリックアート館によく寄ったりしたっけ。
でも今まではあまり詳しく考えながらトリックアート鑑賞したことはなかったけど、
今回、『だまし絵展』に行ったことで、色々な手法があるんだということが学べたなぁ。
ちなみにこの作品はジュゼッペ・アルチンボルドの『ルドルフ2世』
一見人の顔に見えるものが、実は全て野菜や果物から出来ている
“ダブルイメージ(二重像)”という手法を用いた作品。 懐かしかったのは中学時代の美術のテキストに出てきたM.C.エッシャーの作品。
左側が『上昇と下降』、右側が『滝』
馴染み易く、トリックを見つけた時の楽しみが得られる、というのが彼の作品の印象。
知覚心理学や幾何学の知識を応用したものが多いから、
美術だけじゃなく、数学に関心のある人たちの心をも捉える作品じゃないかな。 初めて観る作品で面白かったのがエアハルト・シェーンの2作品。
上が『フェルディナンド1世』、下が『ヨナと大きな魚としゃがむ男』
正面からだと何を描いているのか分からなくても、
角度を変えたり、鏡の円筒に投影すると隠された絵が現れる
“アナモルフォーズ(歪曲像)”という手法を用いた作品。
彼の作品の完成度はとてつもなく高いけど、構造を知れば
シンプルなアナモルフォーズだったら私たちでも描けるんじゃないかな? そして今回、最もお客さんをあっと言わせたであろう作品。
パトリック・ヒューズの『水の都』
トリックアート館でもこれに似た作品があったから構造は知っていたんだけど、
何回見ても目がぼやけておかしくなります。
簡単に表現するならば、3Dメガネをかけた状態。
他に“トロンプルイユ”って手法もあったけど、これは“目騙し”って訳されているから、
上記の作品すべてを含むんじゃないかな?
でも今回は“現実に存在するようなリアルさで描かれた作品”として扱われてたから、
私の友達でまるで写真と見間違うほどリアルな絵を描く画家さんがいるから、
きっと彼の作品もトロンプルイユに属するのかもしれないね。 さてさて、今日の夕食はおでん、豚キムチ、サラダ。
おでんは短時間だったけど下処理を頑張ったから結構味がしみ込んでました。
何だか2日連続で夏らしからぬものを食べてるけど・・・ま、いっか(笑)
現在開催中の『だまし絵展』を観てきました。
小さい頃からトリックアートは好きだったし、
家族旅行をした時も体験型のトリックアート館によく寄ったりしたっけ。
でも今まではあまり詳しく考えながらトリックアート鑑賞したことはなかったけど、
今回、『だまし絵展』に行ったことで、色々な手法があるんだということが学べたなぁ。
ちなみにこの作品はジュゼッペ・アルチンボルドの『ルドルフ2世』
一見人の顔に見えるものが、実は全て野菜や果物から出来ている
“ダブルイメージ(二重像)”という手法を用いた作品。
左側が『上昇と下降』、右側が『滝』
馴染み易く、トリックを見つけた時の楽しみが得られる、というのが彼の作品の印象。
知覚心理学や幾何学の知識を応用したものが多いから、
美術だけじゃなく、数学に関心のある人たちの心をも捉える作品じゃないかな。
上が『フェルディナンド1世』、下が『ヨナと大きな魚としゃがむ男』
正面からだと何を描いているのか分からなくても、
角度を変えたり、鏡の円筒に投影すると隠された絵が現れる
“アナモルフォーズ(歪曲像)”という手法を用いた作品。
彼の作品の完成度はとてつもなく高いけど、構造を知れば
シンプルなアナモルフォーズだったら私たちでも描けるんじゃないかな?
パトリック・ヒューズの『水の都』
トリックアート館でもこれに似た作品があったから構造は知っていたんだけど、
何回見ても目がぼやけておかしくなります。
簡単に表現するならば、3Dメガネをかけた状態。
他に“トロンプルイユ”って手法もあったけど、これは“目騙し”って訳されているから、
上記の作品すべてを含むんじゃないかな?
でも今回は“現実に存在するようなリアルさで描かれた作品”として扱われてたから、
私の友達でまるで写真と見間違うほどリアルな絵を描く画家さんがいるから、
きっと彼の作品もトロンプルイユに属するのかもしれないね。
おでんは短時間だったけど下処理を頑張ったから結構味がしみ込んでました。
何だか2日連続で夏らしからぬものを食べてるけど・・・ま、いっか(笑)
by senn0haru
| 2009-06-19 23:08
| Arts