2011年 09月 10日
富士山制覇
ロシア人のお客様3名と弾丸富士山ツアーに行って来ました。
通常は富士登山と言うと『ご来光』で、
一般的なツアーだと5合目に昼前到着、昼食後に登山開始。
夕方前に7~8合目の山小屋に到着して夕食後に仮眠。 深夜から登山を開始して、翌4時半過ぎに山頂到着。
ご来光後、5時ちょっと過ぎに下山を開始して、昼前に5合目到着。
(※ 去年のご来光写真です。)
昼食後に富士山を後にして温泉。
そして夕方に東京に帰着、という1泊2日コース。 が・・・しかし、今回は朝6時頃に5合目到着。
そのまま登山を開始して同日の17時前に5合目に戻るという内容でした。
そして今は9月。
富士山の登山時期は7~8月下旬で、それ以外だとあまりお勧めできません。
何故なら登山時期以外だと山小屋がどんどん閉まってしまうから。 今回の登山ではなんと6合目の安全指導センターがクローズ。
(※ 7~本8合目の山小屋は全てオープンでした!)
通常だと6合目で富士山情報を得たり、
不適切な格好の人を追い返したりしてるので、ここがクローズだと大問題。
富士登山は・・・
■ 5~6合目: “歩く”のみの簡単なコース。
■ 6~7合目: 階段がイッパイで難易度アップ。
■ 7~8合目:“登り”もわんさか体力的な難易度アップ。
■ 8合目~山頂: 酸素も薄く、体力的&精神的に難易度アップ。
以上を参考に、富士登山は簡単じゃないと思っていただけると幸いです(笑)
なんたって5合目到着時点で既に2,300m超えているから、
高山病にかかりやすい人は6合目にすら辿り着けません。 でも今年は8月の天候が落ち着かなかったから、
登山シーズンはご来光見れない日が多かったんじゃないかなぁ。
(※ この写真は山梨県側。 左が河口湖、右が山中湖。)
ちなみに今回は6合目、そして本8合目以降の山頂も含めた山小屋がクローズ。
クローズしていると何が問題かと言うと、第1にお手洗い。
第2に売店や休憩場所が無くなること。
中には金剛杖を買って山頂の刻印を期待していた登山客も、
山頂で記念のお土産を買おうと思っていた登山客も、
本8合目の混雑お手洗いをパスして山頂まで我慢した登山客もいただろうに。 でもシーズンを過ぎてからの富士登山では嬉しいこともあります。
1つは登山客が減るため混雑しにくくなること。
そして売店で商品の値下げが始まること。
・・・とは言っても、山頂近いとペットボトルは500円前後。
菓子パンも300~400円するので、セールしてても通常より高め。
なので荷物が重くても平気な人は事前に購入しておくのがベターです。 そして大変な思いをしながらやっと山頂に到着!
(※ 去年の写真です。)
・・・とここで勘違いしてはいけません。
通常の『ご来光コース』だと、ご来光後に即下山なので
ほとんどの方が気づかずに満足して山頂を後にするのですが・・・ 富士山の標高は3,776m(「皆、南無~」のゴロ合わせで覚えました・笑)
ひとつ前の写真は“You Are Here”と書かれた黄緑色の囲い部分。
でも“本当の山頂”はオレンジで囲んだ剣ヶ峰なんです。 ただ富士山のクレーター部分を歩く『お鉢巡り』は1周・約1時間半。
なので山頂に来た時点で更に1時間半耐え、
その上、下山の体力を温存できている方のみお勧めできる場所です。
ですが『ご来光ツアー』に参加しているお客様は
お鉢巡りをする時間は皆無です。
なので、もしお鉢巡りもしたい方は『ご来光&お鉢巡りツアー』
または『お鉢巡りツアー』に参加するか、個人で登山する形になります。 そしてこれが本当の富士山山頂のモニュメント。
『富士山頂上・・・』ではなく、『日本最高峰富士山剣ヶ峰』と書かれ、
数個ある山頂モニュメントの中で唯一刻まれているのが・・・ 富士山の標高、3,776mです。
富士山は「一生に一度は登りたい山」と言われ、
富士登山経験者の大多数が「登るのは一生に一度で十分」と言う山。
私は今回で富士登山4回目。
去年はご来光2回、今年は悪天候での断念1回、そして制覇が1回。
去年のご来光は感動したけれど、今年はお鉢巡りまで出来て大満足です。
ただ・・・富士山は下山が最も疲れるし果てしなく感じる山。
登るだけなら何度挑戦しても構わないけれど、
下山になると滑るジグザグの砂利道をひたすら歩かなくてはいけないので、
プライベートで富士登山をするかどうかは・・・分かりません(笑) 因みに今回の富士山で登山・下山に費やした時間は・・・
■ 5合目~山頂: 5時間半
■ お鉢巡り: 1時間半
■ 山頂~5合目: 2時間半
私が言うのもなんですが・・・驚異的なスピードです。
人として有り得ないくらい速いです(笑)
3名と言う少人数もあり、私も急かせたりしましたが、
今までのお客様の中で最も素晴らしい体力&精神力の持ち主です。
通常だと登山・下山、共にプラス2時間はかかります。
説得力に欠けますが、富士登山は競争ではないので、
自分のペース、体力に合わせ、無理の無い範囲で挑戦して下さいね。
通常は富士登山と言うと『ご来光』で、
一般的なツアーだと5合目に昼前到着、昼食後に登山開始。
夕方前に7~8合目の山小屋に到着して夕食後に仮眠。
ご来光後、5時ちょっと過ぎに下山を開始して、昼前に5合目到着。
(※ 去年のご来光写真です。)
昼食後に富士山を後にして温泉。
そして夕方に東京に帰着、という1泊2日コース。
そのまま登山を開始して同日の17時前に5合目に戻るという内容でした。
そして今は9月。
富士山の登山時期は7~8月下旬で、それ以外だとあまりお勧めできません。
何故なら登山時期以外だと山小屋がどんどん閉まってしまうから。
(※ 7~本8合目の山小屋は全てオープンでした!)
通常だと6合目で富士山情報を得たり、
不適切な格好の人を追い返したりしてるので、ここがクローズだと大問題。
富士登山は・・・
■ 5~6合目: “歩く”のみの簡単なコース。
■ 6~7合目: 階段がイッパイで難易度アップ。
■ 7~8合目:“登り”もわんさか体力的な難易度アップ。
■ 8合目~山頂: 酸素も薄く、体力的&精神的に難易度アップ。
以上を参考に、富士登山は簡単じゃないと思っていただけると幸いです(笑)
なんたって5合目到着時点で既に2,300m超えているから、
高山病にかかりやすい人は6合目にすら辿り着けません。
登山シーズンはご来光見れない日が多かったんじゃないかなぁ。
(※ この写真は山梨県側。 左が河口湖、右が山中湖。)
ちなみに今回は6合目、そして本8合目以降の山頂も含めた山小屋がクローズ。
クローズしていると何が問題かと言うと、第1にお手洗い。
第2に売店や休憩場所が無くなること。
中には金剛杖を買って山頂の刻印を期待していた登山客も、
山頂で記念のお土産を買おうと思っていた登山客も、
本8合目の混雑お手洗いをパスして山頂まで我慢した登山客もいただろうに。
1つは登山客が減るため混雑しにくくなること。
そして売店で商品の値下げが始まること。
・・・とは言っても、山頂近いとペットボトルは500円前後。
菓子パンも300~400円するので、セールしてても通常より高め。
なので荷物が重くても平気な人は事前に購入しておくのがベターです。
(※ 去年の写真です。)
・・・とここで勘違いしてはいけません。
通常の『ご来光コース』だと、ご来光後に即下山なので
ほとんどの方が気づかずに満足して山頂を後にするのですが・・・
ひとつ前の写真は“You Are Here”と書かれた黄緑色の囲い部分。
でも“本当の山頂”はオレンジで囲んだ剣ヶ峰なんです。
なので山頂に来た時点で更に1時間半耐え、
その上、下山の体力を温存できている方のみお勧めできる場所です。
ですが『ご来光ツアー』に参加しているお客様は
お鉢巡りをする時間は皆無です。
なので、もしお鉢巡りもしたい方は『ご来光&お鉢巡りツアー』
または『お鉢巡りツアー』に参加するか、個人で登山する形になります。
『富士山頂上・・・』ではなく、『日本最高峰富士山剣ヶ峰』と書かれ、
数個ある山頂モニュメントの中で唯一刻まれているのが・・・
富士山は「一生に一度は登りたい山」と言われ、
富士登山経験者の大多数が「登るのは一生に一度で十分」と言う山。
私は今回で富士登山4回目。
去年はご来光2回、今年は悪天候での断念1回、そして制覇が1回。
去年のご来光は感動したけれど、今年はお鉢巡りまで出来て大満足です。
ただ・・・富士山は下山が最も疲れるし果てしなく感じる山。
登るだけなら何度挑戦しても構わないけれど、
下山になると滑るジグザグの砂利道をひたすら歩かなくてはいけないので、
プライベートで富士登山をするかどうかは・・・分かりません(笑)
■ 5合目~山頂: 5時間半
■ お鉢巡り: 1時間半
■ 山頂~5合目: 2時間半
私が言うのもなんですが・・・驚異的なスピードです。
人として有り得ないくらい速いです(笑)
3名と言う少人数もあり、私も急かせたりしましたが、
今までのお客様の中で最も素晴らしい体力&精神力の持ち主です。
通常だと登山・下山、共にプラス2時間はかかります。
説得力に欠けますが、富士登山は競争ではないので、
自分のペース、体力に合わせ、無理の無い範囲で挑戦して下さいね。
by senn0haru
| 2011-09-10 23:36
| Tour Leader